ここまでで、HDDの領域拡張を行ったHDDで起動していて交換用のHDDに全てのドライブを交換済みで本体にセットした状態です。
検証環境では、内蔵ディスク1で起動し、内蔵ディスク2~3は未使用状態のHDDがセットされています。(内蔵ディスク2だけ3TBが付いています2TBが無かったので!)
ここまで来たらもう少しです。
「ディスク設定→ボリューム操作」で「RAID再設定(再フォーマット)」を実施します。
再構築が完了したら、「状態表示→ボリューム情報」で状態が「正常動作」になっていることを確認してください。
全容量を確認すると「7984GB」となり「983GB」から容量が増えていることが確認できます。
内蔵ディスク2が3TBですが セットしてるHDDの最小ディスクが2TBですので3TBあったとしても使用できるのは2TBとなります。
この結果からも容量の違うHDDを混在させても動作可能なことが確認できます。
後は、お好きなRAID設定を選択し、フォーマットを実施してください。
この方法でHDL-XVでも試してみましたが同じ操作で再構築することが可能でした。
これからHDL-XRやXVを入手される方でHDD無しの個体を入手される方もいらっしゃるかもしれません。
これらの機種は、HDDに起動用OSが入っています。
Linux詳しい人は別として、普通の人はHDD無しはただのHDD保管場所になってしまいますのでお気を付けください。